水虫について
水虫とは正確には白癬(はくせん)と呼ばれる。
つまり、真菌感染によって発症する病気が水虫である。
水虫の症状としては、足の指まわりがジュクジュクすると思っていたが、足の裏の皮がむける、水疱ができる、のも水虫による可能性があるとのこと。
感染症であるため、ステロイドを使用すると皮膚の免疫抑制作用で真菌が増殖しやすくなり悪化する。
また、真菌は高温多湿の環境で活発に増殖するため、夏頃が症状のピークで冬には収まっていることが多い。
似たような症状の皮膚病はたくさんある一方で、治療には専用の抗真菌剤が必要であるため、皮膚科にて顕微鏡検査を行う必要がある。
皮膚をピンセットなどで一部摂取し、特殊な液体で溶かしたあと、顕微鏡でみると糸のような白癬菌が見えます。白癬菌がみえたら、皮膚科医は白癬と確定診断ができます。*3
水虫の場合は、顕微鏡検査を行って真菌が確認できれば確定診断ができ、適切な治療で治していくことができる。