KTcoco’s diary

治るまで治療法探し続ける

19年4月

症状経過

この頃の足の裏は、浸出液が常に出ていて靴下がびちょびちょになるくらいでした。

また、手の平のぷつぷつが多くなり皮膚が凸凹になってきました。そして、指の腹まで水泡ができて、何か触るだけでピリピリします。おかげで何も持てません( ノД`)…。

さらに身体中を搔いてしまい、ぽつぽつと瘡蓋ができてしまいました。

 

診察

血液検査

まず、先月採取した血液検査について、

全部で50項目以上の検査を行いました。

 

検査結果からわかったことは、好酸球の数字が基準よりも高いとのこと。

基準値が1~5%に対して、8.8%でした。

これについて、好酸球数が高いから皮膚に湿疹が出ているのか、皮膚に湿疹が出ているから好酸球数が高いのかはわからないとのこと、、、

それ以外には原因となりそうな異常値は見つからなかったということです、、、

 

検査した項目をざっくりと記載すると以下になります。

血液検査

赤血球数(RBC)

血色素量(HB)

 ヘマトクリット値(Ht)

白血球数(WBC)

血小板数(PLT)

好中球%

リンパ球%
単球%

好酸球%

好塩基球%

生化学検査

ビリルビン(TBil)

アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)

γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γ-GT)

尿素窒素(UN)

クレアチニン(Cre)

カリウム(K)

血糖(GLU)
溶血

腎機能検査

eGFR

免疫血清検査

HBs抗原

HCV抗体

RPR定量

TP抗体

HIV抗体

C反応性蛋白(CRP)

SRL

抗デスモグレイン1抗体

抗デスモグレイン3抗体

TARC(Thケモカイン)

IgE(非特異性IgE)
BML

抗BP180NC16a抗体

 

改めてみると、沢山の項目の試験を行ってもらっていました。

しかし、病気を治す原因が見つからなかったということで、すごい残念です。。。

 

 また、TARC値というのはアトピー性皮膚炎の現在の重症度とリンクする数値の様です。

この数値が高いから、低いからといって、原因が分かったりするわけではないですが、重症度を客観的に数値で測れる指標になるようです。

成人の場合の基準値は450pg/ml*1で、さらに700pg/mlでは中等症以上と判断されるようです。

 自分の場合は2か月間デルモベートを塗り続けていたにも関わらず、1012pg/mlでした。

 

皮膚生体検査

手足の水疱が生じる病気としては、汗疱、異汗性湿疹、掌蹠膿疱症などが挙げられるようです。

その中で、異汗性湿疹と掌蹠膿疱症は重症化することがありますが、見た目が似ており判断が難しいそうです。

確定診断するためには、皮膚を一部切り取り、顕微鏡での組織観察が必要なようです。

 

私の場合では足裏の生まれたての小さな水疱について、局所麻酔を行い、丸いペンの様なやつで切り取りました。

切り取りするときよりは麻酔の注射が痛かった気がする、、、

怖いので、全く見ていませんが、たぶん下記のようなもので切り取りました。 

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その後、何針か縫って治療終了。

1週間後に抜糸しましたが、抜糸が一番痛かったです。

 

病理観察して、診断結果は次回とのこと。

 

診断

血液検査の結果から、大きな病気はなさそうとのこと。

ただ、症状自体は重く、体中が痒くなってくるのも、手足の湿疹によって出てきているとのことでした。

掌蹠外皮疹と呼ばれている症状のようです。

 

処方

手足は引き続きデルモベート軟膏

また、皮膚が厚くなっているところには、10%サリチル酸ワセリン軟膏東豊が処方されました。

これは、皮膚を柔らかくできるようです。

また、全身の痒みには少し軽めのネリゾナユニバーサルクリームが処方されました。